VRの発達により現地に行かなくても物件の内覧が実現できます。

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VRで内見も!「不動産テック」な未来

VRで内見

 

IT技術の発展によって、不動産取引の利便性が大幅に高まっています。
すでに普及が始まっている不動産テックの代表的な存在がVRによる内覧サービスです。
不動産を取得する場合は、物件選定、仲介(管理)業者への問い合わせ、内覧の順番で時間をかけて行う必要があります。

 

もっとも手間がかかるのが内覧で、人によっては数ヵ月に渡って100件以上の物件を内覧する人もいます。
顧客も不動産業者も膨大な時間を取られる内覧をVR技術によって大幅短縮されることを期待されています。

 

このように、従来の方式をITの力で便利かつ低コストにするのが不動産テックな未来です。

 

 

内覧の手間が大幅に軽減

不動産を売りに出す場合は、アットホーム、HOME’S、スーモなどWeb情報サービスに登録するのが一般的です。
Web上で間取り図、室内の写真を掲載することで、スマホ一つあれば手軽に物件情報を探せるようになりました。

 

しかし、不動産物件は写真だけで購入を決めることができず、現地で内覧しないと分からないことがたくさんあります。
そこで、ネットで見つけた気になる物件や不動産業者がピックアップした物件を、不動産業者の車に乗って、複数件回っていくのが不動産購入の流れです。
1件ずつ回っていくので内覧だけで半日以上潰れることもあり、候補にしているエリアが幅広い場合は内覧の負担はさらに大きくなります。

 

内覧せずに物件の情報を伝えたり、反響を増やすために360度ビューカメラを活用したWeb掲載も普及しています。
しかし、360度ビューカメラは得られる情報が多い一方で、奥行が伝わらず部屋の広さが分からないデメリットがあります。

 

VRによる内覧では、先進技術を使いまるで現地内覧しているような奥行や部屋の広さを感じ取ることができます。
購入を決める物件は、設備に触れたり気になる部分をメジャーで測定するために現地内覧しないといけません。
それでもVR内覧は従来の画像、360度ビューの情報よりも得られることが多いため、内覧する件数を大幅に削減できると期待されています。

 

不動産業者によっては紙製のゴーグルを配布して、家から気になる物件のVR内覧をできるサービスを行っています。
VRによる内覧は買い手側よりも売り手側の方がメリットが大きく、不動産屋の営業スタッフを拘束される時間を軽減されます。

 

売主は仲介業者を利用せずにネットで直接売りに出した場合に大きな反響を期待出来るようになります。
ネット広告にVR映像を出すのではなく、不動産屋に足を運んだ人のみVR内覧を行うようにすれば、居住中物件を売りに出す際も、内覧対応する手間を大幅に減らせるメリットがあります。

 

 

さらに加速する不動産テック

深刻な地方の空家問題などの影響もあり、政府も不動産テックが進んでいくことを後押ししています。
売買契約の重要事項説明をネットで対応する規制緩和などを検討していて、不動産業者や売主、買主がほとんど顔を合わせずに不動産売買をできるように変わってくるかもしれません。

 

不動産テックによるネットサービスが普及すれば、不動産屋や先方の買主・売主に有利な条件で契約させられたり、不適切な価格交渉を行われるリスクが軽減されます。
利便性と安全性が向上すれば、不動産投資の需要も高まっていきますし、5~10年程度での売却を前提に、あえて賃貸ではなく購入する人も増えていくでしょう。
海外からの投資家流入も加速していくと期待されています。

 

VRの内覧は現地に足を運ばなくてもできるので、国内外場所を問わず情報を共有することができます。
ライバルが増えることになるので、良い物件はすぐに売れていくようになります。スピードを求められる判断や決断はAIを活用した分析ツールが支援してくれるでしょう。

 

また、最近ではAIを導入したマンションなども存在し、不動産とAIの融合はどんどん進んできているのがわかります。