住まいのAI ANSWERはAIが質問に対して自動的に回答してくれる便利なサービスです。

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自動チャット「住まいのAI ANSWER」の精度は?

キーボード入力をする手

 

住まいのAI ANSWERは野村不動産アーバンネット(ネットで仲介の「ノムコム」と「野村の仲介」)が提供するAIによる自動チャットサービスです。
会員登録不要の完全無料で手軽に利用でき、不動産に関する疑問や相談をすると、AIロボットが瞬時に回答してくれます。

 

不動産業者のホームページでは、よくある質問やQ&Aコーナーが用意されています。
しかし、よくある質問は決められた内容しか紹介されていなく、求めている情報を得られないケースがよくあります。
住まいのAI ANSWERにも、よくある質問が多数紹介されていて、そこで解決できない場合に入力タブから質問を入力すると、AIが自動的に回答してくれる便利なサービスです。
気になる精度について、検証してみました。

 

 

現時点での精度は完璧ではない

試しに、中古マンションを買う時に気にする人が多い修繕積立金について質問してみました。

 

「修繕積立金の高い物件はどうですか?」と質問したところ、以下の回答がりました。

 

修繕積立金がきちんと積み立てられているか、教えてもらえますか?

物件毎の修繕積立金の総額については、売主様や管理会社に確認して参ります。気になるマンションの詳細については、物件担当者までお問い合わせください

 

確かに、修繕積立金は、月々の支払額よりも積立状況や長期修繕計画の有無が重要です。
中身のある回答に好感が持てました。
積立状況を問う回答内容なので、「修繕積立金はしっかり積み立てられているようです」と回答してします。

 

すると、当初の回答と全く同じ内容が届きました。
「管理は良好で長期修繕計画もありますが、修繕積立金を高く設定されている物件は売りにくいですか?」と質問しても同じ回答が続きます。

 

つまり、「修繕積立金」のワードがあれば、基本的にひとつの回答パターンしか用意されていないようです。
よくある質問やQ&A機能で、検索機能が付いていて、情報量が多いだけのサービスに感じました。
「疑問を解決できましたか?」の問いに「いいえ」を選択すると店舗に相談するように案内されます。

 

 

将来の成長に期待

住まいのAI ANSWERは人工知能を活用した自動学習機能を持っています。
現在の精度を考えると、人の手による情報拡充作業が必要ですが、将来的には手動によるアップデートをしなくても、人工知能が学習して精度の高い回答を行うように変わっていくかもしれません。

 

ちなみに、住まいのAI ANSWERは2016年12月にリリースされました。
約2年の運用実績を持つ中で現在の精度は不満を感じる内容でした。近い将来、不動産業者に問い合わせをするのと同じような精度になることは期待できないでしょう。
それでも、AIは急速に進化を遂げているので、AIシステムの換装や大規模アップデートなど、何かのケッカケで利用者の求めている精度に急成長を遂げる可能性があります。

 

AIが不動産仲介を行う時代は来るのか?